南山城学園職員インタビュー

どこまでもまっすぐな現場の声
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村上 邑弥さん(20代)

雇用形態: 総合職 / 職種: 主任・地域福祉支援センター宇治小倉
2017年入職 / 所属:新卒

働く理由は、
一緒にいたい人がいるから

  • 「なんで僕らは働くんだろう?」

    入職が決まった5年前。内定者研修で講師に問われたのが、この言葉でした。新入職員の僕らは「生活のため」や「お金を稼ぐため」と答えたものの、「お金以外の理由も考えましょう」とのこと。最近ふとその時のことを思い出し、今では考え方が変わっていることに気づきました。業務にも慣れ、仕事にはやりがいも。落ち込んだときには、一緒に悩んでくれる同僚がいる。休みの日にはキャンプに行くなど、気兼ねなく遊べる同期もいる。そうか、僕の財産はお金ではなく、人だったんだなあと。思い起こせば、大学時代にアルバイトで出会った福祉の仕事。将来の仕事にしようと決めたのも、利用者さまと一日一日を楽しく過ごしたいと思ったから。一緒にいたい人がいる。だから僕は働き続けられる。つくづくそう感じている、今日この頃です。
  • 変化を受けとるアンテナになる

    僕は昨年度までは、入所施設の「円」で24時間の交代勤務をしていました。利用者さまの生活全般のサポートをはじめ、堆肥をつくる作業のサポートや、よりよいサービスを考えるサービス向上委員会の議長も担当。僕らソーシャルワーカーの役割は、どんなに小さな変化もキャッチできる「アンテナ」になることだと思うんです。現在支援している利用者さまの多くは発語がなく、表情やジェスチャーで訴えてこられるため、些細なことでも見落とさないことがとても大事。利用者さまが何を思っているか常に考え、もっと笑顔になれることや、新たな可能性を発見していく。そのためにもこれからは、福祉のイメージをもっと多様に広げ、地域とつながっていく活動もしたい。まさに、フクシをこえていきたいですね。
  • 失敗は、可能性の塊です

    最後に自慢させてください。南山城学園には、「福祉のプロフェッショナル」が育つ土壌が揃っています。僕は入職後、法人主催の実務者研修を受講し、介護福祉士の資格を取得しました。また、3年目までデイサービスセンターに勤め、4年目に「円」へ異動し、6年目には地域福祉支援センター宇治小倉で主任を任されています。このように、さまざまな施設や職種を経験することで、仕事の幅も広がっていきます。そしてなにより、支えてくれる仲間がいます。「自分の身になる失敗は、たくさんすればいい」。僕は上司からこの言葉をかけていただき、今は僕が後輩に伝えています。失敗からきちんと学ぶことで、より大きな成長へ。その失敗を見守り、フォローしあえる基盤がここにはあります。そんな南山城学園で、あなたと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
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