
谷 翔子さん(30代)
雇用形態: 総合職 / 職種: 保育教諭・もりの詩2016年入職 / 所属:中途
その子にとって
今いちばん必要なことを
職員みんなで考えます
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いちばん携わりたかった子育て支援がここに
前職では、新卒で大規模幼稚園に9年間勤めました。大人数の子どもたちが通っており、教育色が強く、「みんなで一斉に同じことをする」ようなプログラムも比較的多い園でした。経験年数を重ねるごとに、「何歳だから何をする」という保育方針に違和感を覚えるようになりました。そんなとき、転職サイトで南山城学園のことを知りました。一人ひとりの発達や、子どものその日の気持ちにあわせた保育ができること。クラスの壁がなく、子どもたちの主体性を大切にしていること。小規模保育であること。自分が今いちばん携わりたい子育て支援が、南山城学園にはあったのです。 -
段階を経た成長を見守ること
何歳だからここまでできる、ではなく、まずは一人ひとりの得意・不得意を把握したうえで、その子にとって今なにが必要かを考えることが重要です。たとえば、0、1、2歳のときのハイハイを飛ばして立っているお子さま。一見「すごい!」と思うのですが、「ハイハイ」という段階を経て発達した場合とそうでない場合とでは、その後の発達に影響が出ることも。だからこそ、一人でも多くの0〜2歳の大切な成長段階のお手伝いがしたい。一人ひとりの体の使い方をみて、バランスよく発達するための遊びを採り入れるよう心がけています。 -
なにぶん感動が多い仕事です
段階をふんだ発達をお手伝いするために、私たちは「チーム保育」という言葉を大切にしています。クラスや担任といった垣根をこえて、園長や保育教諭同士が密に連携をとりあうことで、一人ひとりの子どもたちのようすをつねに把握できるようにしています。また、「チーム保育」を実践することで、現場の保育教諭にとっても心強い職場環境が生まれています。よりよい保育をめざすのに終わりはありませんが、日々の取り組みのなかで子どもたちの成長を目の当たりにしたときは、どんな苦労も吹き飛びます。感動して泣いてしまうことが、本当に多い仕事です。