南山城学園職員インタビュー

どこまでもまっすぐな現場の声
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浦野 羽菜さん(20代)

雇用形態: 総合職 / 職種: 生活支援員・障害者支援施設 魁
2021年入職 / 所属:新卒

壁をなくして、笑顔をつくる

  • あれが福祉だったんだ

    大学時代に、自分の体をつかって誰かのために何かしたいと思い、フィリピンの住宅建築のボランティアに参加しました。この活動は、現地住民の家づくりを手伝うというもの。そこで見た光景が、今思えば自分にとっての福祉の原体験でした。ご近所のみんなが集まり、大人も子どもも一緒になって、日本から来た私たちのことも温かく受け入れてくれる。こんな世界で私は生きていたいと思ったし、こんな地域を日本でもつくりたいと考えるようになりました。福祉学の知識はなかったけれど、思い切って南山城学園に飛び込んだのは、ここなら自分の可能性を試せる環境があると感じたから。今は「魁」の生活支援員として、現場現場の毎日です。1日の終わりに「お疲れさま、気をつけて帰りや」と声をかけてくださる利用者さまたちから、いつも元気と勇気をいただいています。
  • 当たり前という奇跡

    具体的な業務内容は、入所されている利用者さまの生活支援と就業支援をすること。生活支援では、食事・服薬・入浴・排せつの介助といった、生活に関わる行動に対して必要な支援を行っています。できることは利用者さまご自身でしていただき、個人個人に合わせた最低限の支援を心がけています。また、就業支援では、仕事場での利用者さまのフォロー、仕事量の調整、集中しやすい環境の整備などを行っています。いずれにしても、仕事のやりがいは、利用者さまの笑顔です。私がしたことで笑顔になってもらえると本当に嬉しいんです。「おいしいよ」「ありがとう」そんな当たり前のようでいて奇跡のようなやりとりに、涙が出るほど感動することも。さらにいい支援をめざして努力し、もっとたくさんの笑顔をつくれるようになりたいです。
  • いろんな壁をなくしたい

    もともと福祉の現場には、閉鎖的なイメージを持っていました。福祉系の大学に行っていないと、資格を持っていないと就職できなさそう…という先入観も。ですが、南山城学園は違いました。私以外にも、文系理系問わず、さまざまな学部出身の方がここにはいます。その多様性は法人の魅力だと思いますし、学んできたものが違うからこそ、新しい支援を生み出せる可能性も大きいはず。これからもっと福祉に関する知識と技術を身につけ、障害者と健常者、福祉と地域、家族と施設など、いろんなものの間にある壁を低くしていきたい。そして、多くの人が頼れる居場所をつくり続ける。そんなソーシャルワーカーをめざしています。
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