少し遠くへ美味しいものを食べに行ったり、友達や家族とどこかへ遊びにいったり、
日常生活から少し離れたことをするのは、日々の楽しみになったりします。
しかし昨年度は、外出などが全て中止となり、
施設で毎年行っていた季節行事も、人数を縮小して短時間での実施に。
例年とは違う態勢に、職員はいちから打ち合わせし直し、
利用者様にもアンケートを取りました。
利用者様が、毎日の生活に少しでも楽しみを持てるように、
何かできないだろうか。
夏ごろには「プールに行きたい!」という希望を叶えるため、施設の庭でプールを実施。
大人には少し小さいサイズでしたが…笑
みなさんが久しぶりに生き生きと心から楽しんでおられるように感じられ、
とても嬉しい気持ちになりました。
外食は難しいけれど、テイクアウトであれば…
ということで、秋にはドライブに出かけ、車から出ずに紅葉を楽しみ、ご飯はテイクアウト。
いつも食べているものとは違ったメニューにみなさんテンションが上がりました。
そんな利用者様の楽しんでおられる様子を見ると、私たち職員も自然と笑顔に。
今だからこそ、施設でできることを。
いつもと違った形で、いつも以上に楽しめることを。
利用者様に、少しでもたくさんの“嬉しい”や“楽しい”を日々の中で感じていただけるよう
施設で“今”できることをこれからも模索していきます。
(企画広報課 安野奈々美)
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施設で“今”できることを